マッチングアプリ再挑戦 | 40代の出会い事情

恋愛のこと

ようこそ、こんにちは。中年マト子です。

40代前半、未婚で彼氏なし、派遣社員の私ですが、新しい職場にも慣れてきたので、しばらく休んでいたマッチングアプリを再開することにしました。

最近ではアプリで出会って付き合ったり、結婚する人も増えてるみたいですね。
私自身、30代後半にアプリをしていた時期があり、運良く彼氏ができた経験があります。
その方とはお別れしたものの、そのときの経験があったからこそ「もう一度やってみようかな」と思えました。

もちろん年齢を重ねるごとに、出会いのチャンスが減っていく現実も感じています。
とはいえ、今どきの同年代の出会い事情って実際どうなってるんだろう?
そんな疑問について、少し調べてみました。

調べたのは年代別の未婚率恋人がいない割合マッチングアプリの利用率。そして私が過去に利用して感じたマッチングアプリの魅力と落とし穴についても、お話ししようと思います。
むずかしい話はしませんので、さらっと読んでみてくださいね。

40代で恋人がいないのは普通?

今回、私が調べたのは次の3点。

・年代別の未婚率
・30~40代の未婚女性で恋人がいない割合
・年代別のマッチングアプリ利用率


まずは年代別の未婚率について。
厚生労働省のHPにあった国勢調査を見てみます。

令和5年版厚生労働白書より

全世代で右肩上がりに増加していますね。
私と同じ40代前半の女性でいうと21.3%で、約4.7人に1人が未婚という結果です。
未婚であることは珍しいことではなくなってきてるんだなぁと改めて思います。

では、未婚で恋人もいない女性の割合はどれくらいなんでしょうか?

恋愛・結婚調査2023_ブライダル総研より
左から「現在恋人がいる」「現在恋人がいない(付き合ったことはある)」「現在恋人がいない(付き合ったことがない)」の割合(未婚女性対象)

「現在恋人がいない人」の割合は40代で計72.4%、30代でも計68.9%。
なんと約7割もの未婚女性に恋人がいないという結果です。30代より40代の方が増えているのは理解できますが、30代でも40代とそれほど差がなく割合が大きいことにビックリ。だって世の中、カップル多くないですか?笑
うらやましいから目につくんでしょうか。

そして、最後に年代別マッチングアプリ利用率です。

2023年マッチングサービス・アプリの利用実態調査 – MMD研究所より

私と同じ40代で計33.4%、約3人に1人がアプリの利用経験ありなんですね。
マッチングアプリが身近な選択肢として普及してるのが分かります。

こうやってデータを見ていくと、私のように40代未婚で恋人もいない女性がマッチングアプリで恋人探しをすることは、珍しいことではないんだと思いました。

ただ、30代でも恋人のいる人が3割程度しかいないのは意外でした。
「恋人がほしいけどなかなか出来ない…」そんな苦労を感じてる人は、思ったより沢山いるのかもしれません。

かくいう私も冒頭で述べたとおり、30代後半の頃に恋人が欲しくてマッチングアプリを利用したことがあります。
最終的には運良く恋人ができましたが、そこに至るまでには「もう疲れた…」と心が折れたこともありました。

そんな私がアプリを実際に利用してみて感じた、マッチングアプリの魅力と落とし穴についてお話していきます。

【アプリの魅力①】自宅で出会える

私が実感したマッチングアプリの大きな魅力は、なんといっても自宅にいながら出会えること。

普段の私は、自宅と会社を往復する毎日で、男性と出会う機会はありません。
30代半ばまでは飲みに行ったり、コンパなどの出会いの場にも行ったりしていましたが、友人たちも結婚していき、次第にそういったお誘いもなくなりました。
その上、数年前に正社員から派遣社員に変わって収入が減ったので、休日はだいたい自宅で静かに過ごしています。

こんな状況の私が出会いを求めたとき、手段としてはもうマッチングアプリぐらいしか思いつきません。

本当にマッチングアプリのある時代で良かった!と思います。

【アプリの魅力②】価値観を先に確認できる

次に感じた大きな魅力は、お互いの価値観を先に確認できるということです。

アプリは詳細なプロフィールが設定されているので、「煙草を吸う人はちょっと…」という人は非喫煙者で絞ったり、アプリによって項目は違いますが「結婚願望はあるか」「子どもは欲しいか」「家事育児に参加したいか」など、話し合うには少し勇気がいるようなことも先に知ることができます。

お互いの価値観を前もって確認できるのは、リアルではなかなか難しい部分だと思います。
そういった点で、価値観が合いやすい=出会いの質が高いと感じました。

他にもメリットは感じましたが、大きなことではこの二つ。
そしてもちろん、実際に使って感じたマイナス面もあります。

【アプリの落とし穴】ガッカリの積み重ね

アプリを使っていて一番しんどさを感じたのは、いわゆる「婚活疲れ」のようなもの。
私の場合、それは少しずつ神経がすり減っていくような感覚でした。

もともと恋愛体質ではない私は、恋愛センサーが鈍く、もらった「いいね」にピンとくることは滅多にありません。
そのくせ「いいね」を選別することには、申し訳なさで少し罪悪感を感じるという面倒な性格です。

それでも「とにかくマッチングしないと何も始まらない!」と奮起し、いいねをくれた男性数人とマッチングして、同時進行でメッセージをやり取りする日々が始まりました。

ただ、やり取りを始めても、なんとなく会話が弾まない人とはやっぱり続きません。
ラリーが途絶えるたびに、小さなガッカリが積み重なっていきました。

たまに運よく会うところまで進んでも、会ってみたら「なんか違うかも…」という雰囲気になって、それっきり。
このガッカリはちょっと大きめで、上手くいかない度に落ち込みます。

そんなふうに、チリツモでガッカリを積み重ねていった結果、ある日突然「なんかもう、疲れた…泣」となってしまいました。

受け身をやめて心が楽になった話

こうして心が折れてしまった私ですが、立ち止まってみて気づいたこともありました。
それは、私のしていたことって受け身で受け売りばかりだったな、ということです。

「いいね」を気にして、マッチングも「いいね」をくれた人の中から。やり取りは同時進行が良いと聞いて、がんばって何通も返信内容を考える日々。
そりゃ疲れるはずですよね。やり方が自分の性格に全然合っていなかったんです。

そこで私は思いきって、アプリの使い方を自分の性格に合わせて見直すことにしました。
考えたマイルールは次の4つ。

①もらった「いいね」は見ない。
「いいね」の選別にストレスを感じるなら、最初から見ない。

②自分が探した相手にだけ「いいね」を送る。
譲れない条件だけに絞ってハードルは上げすぎないようにする。でも、むやみに色んな人に同時に送らない。

③複数の相手と同時進行しない。
日常生活のペースを優先し、メッセージをやり取りする相手は同時に1人だけにする。

④会うまでに時間をかけすぎない。
会ってピンとこなかったときのガッカリ度が大きくなってしまうから。

①〜③に関しては、マッチングアプリのよくあるノウハウとは真逆のこと言ってますね笑
非効率だなぁと自分でも思います。

でも私はこのマイルールに変えてから、気持ちがすごく楽になりました。
マッチングアプリでの恋活や婚活に疲れた方はぜひ、自分に合った使い方を探してみてほしいなと思います。
私はもちろん、このマイルールで再挑戦するつもりです。

相手が見つかることって幸運でしかないですし、すんなり恋人ができなくて当然だと思います。出会えないときは仕方ないけど、だからといって別に諦めないといけない決まりなんて無いですよね。

私はマイペースに、そんなスタンスでいこうと思います。


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