ようこそ、こんにちは。中年マト子です。
わが家のカメたち・ポン助とポン子は、シェルター(家)として、素焼きの植木鉢を半分に割ったものを使っています。
ただ数ヶ月前、水替えの際に、うっかりポン助の家を割ってしまい…

ポン助にはこれまで不便をかけてきましたが、この三連休にようやく重い腰を上げて、新しい家づくりに着手しました。
しかし、問題は植木鉢をうまくタテ半分に割るという作業。工程はシンプルでも、実はこれが本当に難しいんです。成功率は体感で3割ぐらい。
そしてタイトル通り、見事失敗に終わりました。
作業の流れとコツ(のつもり)
まずは割れやすくするために、植木鉢を30分ほど水に浸けておきます。
作業に必要なものは、軍手・割るための手頃な工具・下に敷くシートぐらいです。

ポイントは、割れやすい鉢の中央あたりを狙って、最初に小さな穴を開けること。
あとはそこを起点に、少しずつ穴を広げていき、目指すはきれいなタテ半分!
いざ作業スタート
作業を始めたうちは慎重だったのですが、今回はかなり順調に進んでいたので、いつのまにか調子に乗って力を入れすぎていました。

そして作業開始から約5分後、油断したとたん、横向きに不穏なヒビが!

半分あきらめモードですが、それでも最後まで希望を捨てずに作業を進めます。
けれど結局、音を立てて横向きに割れてしまいました。

さすがに、そのまま全部捨ててしまうのは悲しいので、割れたパーツの底のほうを何とか家っぽく作ってみました。

小さいなぁと思いつつ、せっかく作ったので、とりあえず水槽に入れてみることにします。
しかし、ポン助は警戒心が強いので、新しい家にドン引きの様子でした。

それでも30分ぐらい我慢強く見守ってると、ついにその時が…!
が、やはりポン助には小さくて、甲羅が引っ掛かり家から抜け出せなくなるアクシデントが発生!

慌てて撤去しました。
本当にすまない気持ちです。

気を取り直して、今度は反対側のパーツを入れてみたところ、こちらは高さOK。
奥行きが足らなくて入るのは上半身だけですが、とりあえず暫くはこれで我慢してもらうことにしました。
今回の失敗について反省
というわけで、今回のポン助の家づくりは大失敗におわりました。
素焼き鉢をタテにきれいに割る方法は、まだまだ模索中です。
ちなみに、通販で半分にカットされた植木鉢(シェルター用)も見たことがありますが、送料込みで2~3,000円とかするんですよね。
ホームセンターの植木鉢は数百円なのに…とか思うと、イチかバチか自力で挑戦してしまう私です。
でも今回の失敗を受けて、最初から買ったほうが賢明だったかなぁと反省しました。
何にせよ、次は今より快適な家をポン助に用意しようと思います!
余談:なぜ素焼きの植木鉢?
意外と知られていないのですが、カメのクチバシや爪って伸びるんです。なので、伸びすぎた分はカットしたり削ったりしないといけないんですね。
動物病院に連れていって整えてもらうこともできますが、ただでさえ臆病で繊細なポン助には(ポン子にとっても)、クチバシをゴリゴリ削られたりとか恐怖でしかないと思います。
カメたちがストレスなく自然に整えてくれるのがいちばん。その考えから、オシャレではないけれど、表面がザラザラしてる素焼き鉢を選んでいます。
実際、ポン助もポン子も爪をガリガリしたり、クチバシでガシガシかじったりと、たまにセルフケアに励んでいて、その姿がまた見ていて愛おしい限りです。
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