【抜く?染める?】たった1本の白髪から価値観まで考えた話

日々のこと(雑記・ひとりごと)

ようこそ、こんにちは。中年マト子です。

先日の朝、いつものように鏡でヘアスタイルのチェックをしていたら、後頭部にキラッと光る1本が
ハッとして鏡をのぞき込み、半信半疑で抜いてみたところ、疑う余地のないキレイな白髪でした。

ガーン!

ついに見つけてしまった白髪

40代なので覚悟はしてたつもりでしたが、いざとなるとやっぱりショックでした!笑

ただ正直にいうと、実は30代の頃にも1本見つけたことがあったんです。
その当時は、仕事に追われて睡眠不足やストレスが深刻だったので、白髪を見つけた時も「そりゃこんな生活してたら白髪もできるわっ!」と、ほぼ逆ギレみたいな心境で、なぜかショックは受けませんでした。

しばらくしてその会社は退職。派遣で働くようになって心身ともに楽になったら、いつの間にかその白髪もなくなってました。やっぱり過労の影響が大きかったのかもしれません。

しかし、現在の私はというと、心身ともに健康そのもの。それでも白髪がでてきたということは…そう、つまり老化
なので今回、正式に(?)ショックを受けたというわけです。

白髪染め問題に直面

ちなみに私は黒髪で、ヘアカラーはしていません。

別に黒髪にこだわってる訳ではなく、一度染めると根元を染めなおすために小まめに美容院に行くのが、どうにもこうにも面倒くさいからです。

しかも私は、面倒くさがりなのに根元が黒いのは気になってしまう性格。それをストレスに感じるぐらいなら、最初から染めない方がマシっていうだけの理由です。

ただ、黒髪だとどうしても白髪は目立ちますよね。
「白髪が出てきたら、さすがに染めないとな…」
これまで何となくそう思っていた私ですが、こうして白髪問題が現実に迫ってきて、リアルに色々と考え始めました。

そうなると気になってきたのが、白髪って人からどう見えるの?ということです。

白髪って恥ずかしいもの?

私が白髪にショックを受けたのは、老化が進んだことを分かりやすく実感したからです。
確認のために見つけた白髪は抜いたものの、そこには「周りの人に白髪を見られるのが恥ずかしい」という気持ちも混じっていました。

でも白髪って、恥ずかしいものなんでしょうか?


――私は、恥ずかしいです!笑
では仮に、自分じゃなかったらどうでしょう?
家族、友人、恋人の白髪を見て恥ずかしいものだと感じますか?

これは人によって分かれそうですね。ちなみに私は次のように感じます。

白髪に対する価値観

あくまで私の場合ですが、私は他人の白髪をみても気になりません。

むしろ以前から、白髪をそのままにしてる友人や街中の女性を見ると「潔くて良いな、好きだな」とポジティブな印象をもつことが多いです。
また、家族や過去の恋人が白髪を気にしてたときには「白髪のままでも私は気にならないよ。自然なことだよ」と伝えた記憶もあります。

他人に白髪を見られたくない自分。
他人の白髪は受け入れる自分。


どちらも正直な私です。ただ何となく前者は感情に近くて、後者は価値観って感じがします。
デリケートな自分も否定せずに、でも他人を受け入れるように自分のことも受け入れられたら良いなぁ。
ゆらゆらと色んなことを思い巡らす内に、いつのまにかそんな考えに着地していました。

そういうわけで、今後しばらくは白髪を見つけても、抜いたり染めたりしないで過ごしてみようと思います。

おわりに

今回のお話は、決意とか信念みたいな、そんな大それたものではありません。

今後もっと白髪が増えたとき、人目が気になってストレスに感じたり自信を失ってしまうぐらいなら、無理せず染めてしまった方が良いと思ってます。
なので、いま白髪染めをしてる誰かを否定する気持ちもありません。

今回はたった1本の白髪から、自分でも驚くほど色んな思いがめぐりました。
見つけたときはショックでしたが、おかげでまた少し自分のことを理解できたような気がします。

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